mofumofulabo

いろいろこねくってみたい

「つまらい人間」という言葉を使う奴は、実際は「自分スゲー」と思っているのか。

つまらないモフモフです。

つまらぬものですがどうぞ。

 

「つまらない人間」という言葉。謙遜やら歌詞やら日常会話やらで使われると思います。

 

今ニュースになっている故父ブッシュ元大統領が大人たちに対して、

自分のことを

「ワタシハ、ツマラナイニンゲン、ダヨ」と生前おっしゃったら、

 

「いえいえ何をおっしゃっているんですか。貴方が『つまらない人間』なら

私は、布団たたきで出たゴミのような人間です。」

と答えるでしょう。

 

しかし、これが赤ちゃんにとってなら、

つまるも、つまらないもないでしょう。

 

そもそも、海外では自分を卑下するような発言は極力しないので、

あえて自分を卑下した言い方をして、

対人関係が円滑に回るのは日本ぐらいなものでしょう。

 

「つまらない人間」という言葉は、

人間には「価値ある人間と、ない人間が存在する」

という価値観を共有した共同体の中で使える言葉であり、

 

あえて使うことでメリットがあるのはさらに限られた

共同体の中、ということになるでしょう。

 

タイトルの通り、「自分スゲー」と思っても「つまらない人間」と半笑いの顔で言えるのは日本人が主かと。

 

さて、

結論をのべましょう。

「つまらない人間」という言葉を自分に対して使える大半の人は

他者と自分を比較し、ある程度客観的に自分を「このぐらい」と

判断して使っており、

日本社会では、一定数

「『つまらない人間』なんて自分を言える俺、スゲー」

という輩がいるかと。

 

そう、モフモフスゲー!

 

自意識過剰! (集英社文庫)

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