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いろいろこねくってみたい

地方都市に移住してフルタイム正規からパートワーママになったら(モフモフの場合)

こんにちは、モフモフです。

我が家は数年前、旦那の実家がある地方都市に移住しました。

市営電車の始発駅。自然も多くて、治安もよく、生活に必要なものもすぐ手に入る。

暮らしやすく、子供にとっては良い事づくし(雪の多さは除く)。

暮らしの質は本当によくなりました。

 

が!しかし、仕事については自身はデメリットが発生しました。

 

そう、行く前から分かってはいたんです。

まず、職種や求人数が少ない。

まだ東京ほど女性の働き方改革も進んでいない。

女性が働くことへの無意識での差。

育てるなら断然地方!という考えですが、働くなら東京、というモフモフのジレンマ。

 

東京では、フルタイム正規で働き、保育園に子供を通わせていたこともあり、
パワフルで、旦那より稼いでるキャリアママと交流したり、刺激的でした。

我が家も一時期、私が世帯主でした。自分も自然と仕事に対して長い目線で考え、仕事していることに誇りを持っていました。(大変だったけど。)

 

しかし、こちらに来てからは私が子育てのことを考えて、パート勤務になり、家の補助収入という立場に。

 

そして、子供を保育の手厚い幼稚園に預けたこともあり、専業、パートママが主。

こうなると、キャリア形成とか望むべくもないという雰囲気に。

 

今まで、子育てと仕事をバランスに注意しながら、精一杯責任感を持ちながら、大切にしていたのですが、

その仕事を

身内からは「パートなんだから子供優先でしょ(仕事なんてそんなもの)。」
仕事先からは「所詮パート。(大した仕事してない。)」

と、周囲からは評価される。

これがなかなかシンドイ。
もちろん、言葉にはしませんよ。でも、時給が、子供が風邪を引いた時の周囲の対応が、それを物語っているんですよ。

 

パートだからこその良さもあるんですけどね。

自分で選んだ道だから溜飲ぐらい飲み下せよ、とも思うのですが(汗)。

経営者から見て、私のような小さな子供の主たる保育者になっている人間を正規で雇う気にはなれません。スキルや経験値は若い時より少し増えたとはいえ、それを帳消しにする、自分の年齢と子供関係の急なお休み。
 「定時出勤、使いやすい人間がスタンダード。」な社会では評価は下げざるを得ない。


なんでしょうね。この気持ち。

家族を大事にしようと思ってしてきた決断が、
社会的には自分を評価の低い(給料の安い)人間へ
追いやってきたことに釈然としません。


フーム。

最近は、高校、大学で出産と乳児期の育児という肉体&時間へのダメージを加味して

ライフ&キャリアプランを立てることを支援しているそうですね。

うらやましい。

アラフォー近い私たちの世代は体当たりで仕事と育児の両立を模索するしかなかった。

失敗したかな?

 

でも、子育てとは時間のかかるもの。
肉体的に育てるのはもちろん、
心を育てるときも「同じ経験をともにしたか。」「思いを分かち合ったか。」って大事。
それには最低限必要な時間というのがあり、今若い子が考えているプランの中にそれは入っているのかしら?社会は共有しているのかしら?


子供の性格によっては、子育てのある時期までフルタイム勤務は難しい思う。

 

今できることは独学でスキル伸ばしつつ、
子供たちが身体的自立できるところまで我慢することか・・。

ああ、日本のM字曲線は自分の身にもリアルにふりかかる。(汗)